ニキビ肌の化粧品を考えよう

ニキビが多くできている時や、症状が進み炎症を起こしているニキビがある時は基本的にメイクは厳禁であるとされています。ニキビを治したいのなら、メイクはしない方が良いのです。

メイクに使用するファンデーションや口紅などの化粧品は、保湿成分が配合されていたり肌に優しいと表記されていたとしても、皮膚にとっては汚れと同じものです。さらに、化粧品の多くにはニキビの形成を促す成分も配合されています。
そのためメイクは、ニキビの発症や悪化のもととなるのです。また、肌環境が悪い状態では化粧品に配合されている防腐剤や殺菌剤などにより、ニキビ以外の肌トラブルも引き起こす可能性もあります。

お肌の状態やニキビの状態を考慮して、メイクをしない肌の休日を作ってあげることが綺麗な肌の為には必要なのです。

またニキビのない綺麗な肌のために、もう一つ考えたいのがスキンケアのための基礎化粧品です。洗顔後の基礎化粧品によるスキンケアは欠かせないものです。
最近は、アンチエイジングに有用な抗酸化作用をもつ成分を含むものやUV対策ができるもの、殺菌力があるものまで様々な化粧品があります。その中から、自分の肌タイプにあったスキンケア用品を選ぶことが大切です。自分では分からない場合には、専門の売り場スタッフに相談するのがおススメです。肌の状態は季節によっても異なるので、季節ごとの使い分けも必要です。

そして、注意したいのが「ニキビ用」とされている化粧品類です。この「ニキビ用」の意味合いとしては、「ニキビを防ぐ効果が期待できる」という程度のものであって、「ニキビが治る」とか「ニキビが防げる」という訳ではないことを覚えておきましょう。

本当にニキビの症状はひどく気になったり、治したい場合はしっかりと病院に行き、医師の指示を仰ぐことが大切です。また、ニキビ治療を専門にしたクリニックなどでは、ニキビ治療に適したスキンケア用品が取り揃えられている所もあります。

日常で使う化粧品は肌への影響が大きいものです。しっかり自分に合った化粧品を選びましょう。